今、介護現場はどこも人材不足である。
優秀な人材がほしい!!という以前に数の確保もままならない「質より量」の状態である。
しかも今後、ますます深刻化する。
今、まさに経営上の最重要課題と言えよう!!
先日、某大学、某専門学校、某養成校等々を訪問したが学校も
受験者数の減少や定員割れが深刻だという。
いずれ学校も淘汰される時代がくるでしょう。
この問題は介護業界全体の問題なのだと実感する今日この頃です。
さぁ~そこで問題。
今後、事業所としてどうしていくか?
人材をどう確保していくか?
・・・
ヒントはOサンの言葉にあった。
以前、今のデイサービスの開設準備中にこんなやり取りがありました。
宮村「デイの場所が決まったら、今度は人(職員)ですね。
今、人材難だから大変何じゃないですか?」
Oサン「職員はねぇ。大丈夫!!うちで働きたいという人がもう集まってるから」
宮村「むむ。利用者より職員確保が困難なこの時代に、開設前に職員が揃うとは恐ろしい!!」
↑ まさにこれです。
Oサンの強みは職員が働きたいと集まってくる「人・仕事」への魅力です。
あの人と働きたい!!
あそこで働きたい・学びたい!!
ああなりたい!!
またこういって集まる人材は優秀であることが多い!! そして、辞めない!!
この優秀な人材が集まるシステムこそがOさんの一番の強みであり、今後の人材確保のヒントである。
建物の立派さや設備の充実感などの「ハード面」は外部からでも見えるが、
介護の質の高さや魅力、職員の能力や思いなどの「ソフト面」は外からはなかなか見えづらい。
でもそのソフト面こそ、最大の魅力である。
いかにその魅力を可視化するか?が企業のアイデア次第である。
ここに投資できる企業とできない企業。
皆さんの組織はどちらですか?
宮村