人材確保問題を考える

2014.10.29|ブログ 新着情報

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今、介護現場はどこも人材不足である。

優秀な人材がほしい!!という以前に数の確保もままならない「質より量」の状態である。

しかも今後、ますます深刻化する。

 

今、まさに経営上の最重要課題と言えよう!!

 

先日、某大学、某専門学校、某養成校等々を訪問したが学校も

受験者数の減少や定員割れが深刻だという。

いずれ学校も淘汰される時代がくるでしょう。

 

この問題は介護業界全体の問題なのだと実感する今日この頃です。

 

さぁ~そこで問題。

 

今後、事業所としてどうしていくか?

人材をどう確保していくか?

 

・・・

 

ヒントはOサンの言葉にあった。

 

以前、今のデイサービスの開設準備中にこんなやり取りがありました。

 

宮村「デイの場所が決まったら、今度は人(職員)ですね。

今、人材難だから大変何じゃないですか?」

 

Oサン「職員はねぇ。大丈夫!!うちで働きたいという人がもう集まってるから」

 

宮村「むむ。利用者より職員確保が困難なこの時代に、開設前に職員が揃うとは恐ろしい!!」

 

↑ まさにこれです。

 

Oサンの強みは職員が働きたいと集まってくる「人・仕事」への魅力です。

あの人と働きたい!!

あそこで働きたい・学びたい!!

ああなりたい!!

 

またこういって集まる人材は優秀であることが多い!! そして、辞めない!!

 

この優秀な人材が集まるシステムこそがOさんの一番の強みであり、今後の人材確保のヒントである。

 

建物の立派さや設備の充実感などの「ハード面」は外部からでも見えるが、

 

介護の質の高さや魅力、職員の能力や思いなどの「ソフト面」は外からはなかなか見えづらい。

でもそのソフト面こそ、最大の魅力である。

 

いかにその魅力を可視化するか?が企業のアイデア次第である。

 

ここに投資できる企業とできない企業。

 

皆さんの組織はどちらですか?

 

宮村