令和元年9月27日(金)19:00~ 渓仁会ビルにて
第38回定期研修会を行い 35名の方にご参加いただきました。
講師は日本虐待防止研究・研修センター代表の梶川義人氏をお招きし
『虐待発生と対応機序の一環した説明と事例』をテーマにご講演いただきました。
わが国が把握する高齢者虐待の件数は氷山の一角とされており、
通報者の約4割が介護保険事業所で働く私たちとされております。
今回の研修で、介護従事者が他者の虐待を放置することが
虐待認定になる可能性があることや、
高齢者虐待防止法では、「疑わしくは対応」することになっていることを学び、
虐待の早期発見において、私達の役割が重要であることを知りました。
また、虐待か否かは行政が客観的事実を踏まえて判断することと、
日頃のアセスメントと客観的事実の記録が大切であることを学びました。
現在のところ、デイサービスからの虐待通報件数は少ないとのことですが、
アセスメントと記録の大切さを改めて学ぶ機会となりました。
梶川先生ありがとうございました。