皆さま お疲れ様です。
来年の介護保険制度改定について概要が出ましたね。
衆議院選挙も重なり、選挙結果次第では介護報酬にも影響があるかもしれませんね。
自民党の場合は今の路線で
民主党の場合は・・・。 読めない。
政治と政策は重要な関係があるので皆さん 選挙には行きましょうね。
🙂
さて、今日のテーマは「事故報告書」についてです。
僕の今の仕事柄、あらゆる事業の事故報告書をチェックすることが多いですが、
そんな中で気になるのが「事故に対する再発防止策」の内容です。
例えば、転倒事故などが起きた場合、
「見守りを強化する」「声掛けする」「連携強化」などの文言をよく目にします。
しかし、そこで罠が・・・。
・・・。
そう抽象的すぎる!!
皆さん、見守りってどういう作業ですか? ・・・。
恐らく人によって、頻度や動作、方法などの解釈が違いません?
強化→ 何をもって強化とするのか。
連携→ どういう行動が連携か。
声掛け→ 効果的な声掛けのイメージ(内容)は?
この辺が統一感をもって共有され同一レベルで実行されないから、
事故の「再発防止策」をたて実行しても同じ事故を繰り返してしまう。
でも実際には「再発防止策が有効でなかった。」「職員の個人の意識に問題があった」などと
見当違いの評価を行ってしまうことも多々あります。
抽象的な言葉は使いやすいのも事実です。
忙しい中、事故報告書や計画書を作成するとこの「使いやすい言葉」をついつい使ってしまいがちになります。
そこを堪えて質の高いプランを作ることに力を入れましょう。(指導が大事です)
キーワード「周知徹底」!!
このことが高いレベルでできれば、大抵の再発防止策は効果を見せます。
😀
そのためにはわかりやすい具体的なプランの作成と
周知徹底のためのコミュニケーションが重要ですね。
宮村