報告書から感じること

2014.11.28|ブログ

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皆さま お疲れ様です。

来年の介護保険制度改定について概要が出ましたね。

衆議院選挙も重なり、選挙結果次第では介護報酬にも影響があるかもしれませんね。

自民党の場合は今の路線で

民主党の場合は・・・。 読めない。

政治と政策は重要な関係があるので皆さん 選挙には行きましょうね。

🙂

さて、今日のテーマは「事故報告書」についてです。

僕の今の仕事柄、あらゆる事業の事故報告書をチェックすることが多いですが、

そんな中で気になるのが「事故に対する再発防止策」の内容です。

例えば、転倒事故などが起きた場合、

「見守りを強化する」「声掛けする」「連携強化」などの文言をよく目にします。

しかし、そこで罠が・・・。

・・・。

そう抽象的すぎる!!

皆さん、見守りってどういう作業ですか? ・・・。

恐らく人によって、頻度や動作、方法などの解釈が違いません?

強化→ 何をもって強化とするのか。

連携→ どういう行動が連携か。

声掛け→ 効果的な声掛けのイメージ(内容)は?

この辺が統一感をもって共有され同一レベルで実行されないから、

事故の「再発防止策」をたて実行しても同じ事故を繰り返してしまう。

でも実際には「再発防止策が有効でなかった。」「職員の個人の意識に問題があった」などと

見当違いの評価を行ってしまうことも多々あります。

抽象的な言葉は使いやすいのも事実です。

忙しい中、事故報告書や計画書を作成するとこの「使いやすい言葉」をついつい使ってしまいがちになります。

そこを堪えて質の高いプランを作ることに力を入れましょう。(指導が大事です)

キーワード「周知徹底」!!

このことが高いレベルでできれば、大抵の再発防止策は効果を見せます

😀

そのためにはわかりやすい具体的なプランの作成と

周知徹底のためのコミュニケーションが重要ですね。

                                           宮村