令和元年11月11日(月)18:30から渓仁会ビルにて
第40回定期研修会を開催しました。
32名の方に参加いただきました。
今回は「異業種から学ぶ人との関わり」についてをテーマに札幌市中央区双子山にあります
真言宗智山派 双子山地蔵寺滝吉照誉住職に来ていただきました。
愚僧な私~突然住職になった愚僧の17年戦争~というお話を聞かせていただきました。
平成5年、倒壊の危険により急遽取り壊された本堂。
その本堂建立計画の勧募金に絡む人々、
そしてある疑惑により計画真っ最中の平成9年、前住職である実兄が突然の失踪。
当時全国的にも有名なお寺で奉職中の次男に降って沸いたような住職就任の話。
ある程度約束された生活を放り投げ、風前の灯火のような寺院を引き受けるまでの苦悩と、
その後、どのようにして息を吹き返し活気ある寺院へと再起させたのか。
出合った様々な人々に支えられ11年の年月を経て見事に本堂建立を果たした住職の四方山話を
聞かせていただきました。
特に印象を受けたのが、前住職である実兄が失踪してから現在の活気ある寺院に
再起させた過程が印象的でした。お寺もそうですが、私たちの介護業界や
その他の業界もそうかとは思いますが信頼があって初めて成り立つものだということ。
又、失った信頼を取り戻すことがいかに大変かお話を通じて感じることができました。
これからもご利用される皆様に信頼される介護サービスを提供できるように
していきたいと思います。
講演の後は懇親会を開催。講演会では聞けなかったお寺に関する疑問、裏話?等々、
楽しく交流することができました。