第57回定期研修会「動き出しは本人から part2」

2024.1.5|新着情報 活動報告

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令和5年11月22日 18:30~20:00

 

今回は令和3年にもご講義頂いた

【日本医療大学 リハビリテーション学科 作業療法学専攻 専攻長・教授】、

大堀 具視 先生による【動き出しは本人から part2】と題した研修を開催し、

14名の方にご参加いただきました。

 

 

 

 

普段何気なく行っている、ご利用者様・ご家族様への声掛けや介助について、

改めて気付かされる事が多かった研修でした。

 

 

 

 

 

介助者主体の介護・関りではなく、

ご本人様のありのままを理解する視点が必要な事。

その為には、ご本人様がやろうとしている事を理解し、信頼関係を構築する声掛けや

関りが必須である事を大堀先生よりご教義頂いたのですが、

どのお話しも「そうだよなぁ、無意識の内にご本人の”出来る事”を減らしているなぁ」

と納得するお話しばかり。

 

 

 

 

 

移乗の場面や、片麻痺がある方の更衣体験などの実技も、改めての発見や気付きを

もたらしてくれた時間でした。

 

先生からは

「できるか、できないかは私たち(介助者)の想像の範囲を超えず

できるか、できないかは本人の想像の範囲を超えません。

私たち(介助者)と本人の想像の範囲が広がるような声掛けや、

視点を持って関わりましょう」とお言葉を頂きました。

 

 

 

思い返すと介護職に就いた遥か昔、毎日たくさんの方と接していた日々は

相手を理解しようと、知ろうとして自分のアンテナを張り巡らしていたなぁと

感じた1日であり、介護の奥深さに魅力を感じた1日でもありました。

 

 

大堀先生、ありがとうございました。