令和5年11月22日 18:30~20:00
今回は令和3年にもご講義頂いた
【日本医療大学 リハビリテーション学科 作業療法学専攻 専攻長・教授】、
大堀 具視 先生による【動き出しは本人から part2】と題した研修を開催し、
14名の方にご参加いただきました。
普段何気なく行っている、ご利用者様・ご家族様への声掛けや介助について、
改めて気付かされる事が多かった研修でした。
介助者主体の介護・関りではなく、
ご本人様のありのままを理解する視点が必要な事。
その為には、ご本人様がやろうとしている事を理解し、信頼関係を構築する声掛けや
関りが必須である事を大堀先生よりご教義頂いたのですが、
どのお話しも「そうだよなぁ、無意識の内にご本人の”出来る事”を減らしているなぁ」
と納得するお話しばかり。
移乗の場面や、片麻痺がある方の更衣体験などの実技も、改めての発見や気付きを
もたらしてくれた時間でした。
先生からは
「できるか、できないかは私たち(介助者)の想像の範囲を超えず
できるか、できないかは本人の想像の範囲を超えません。
私たち(介助者)と本人の想像の範囲が広がるような声掛けや、
視点を持って関わりましょう」とお言葉を頂きました。
思い返すと介護職に就いた遥か昔、毎日たくさんの方と接していた日々は
相手を理解しようと、知ろうとして自分のアンテナを張り巡らしていたなぁと
感じた1日であり、介護の奥深さに魅力を感じた1日でもありました。
大堀先生、ありがとうございました。